情報過多で悩むあなたに・・・
2009-06-30T14:29:29+09:00
vanyatan
情報時代にVanyatanが勝手に選りすぐった記事を無責任に解説・提言いたします。元は「利用価値のない日々の雑学」から分派致しました。
Excite Blog
自転車3人乗り
http://vanyatan.exblog.jp/11421862/
2009-06-30T14:28:00+09:00
2009-06-30T14:29:29+09:00
2009-06-30T14:28:21+09:00
vanyatan
生活
これに対してのマスコミも意地悪な表現で国民を惑わす。「新しい専用の車両を買わなくてはならない」という言い方。しかし、これはあくまでも国民を惑わす言い方で、新しい車両か必要、イコール、金が係る、そして、その自転車を買えるものだけが新法の恩恵を受けることができる。しかし、違う表現、例えば「新車両に変えることで解禁の対象になる」という表現をすると、そうか、自転車を変えるだけで3人乗りが認められめるのならその方が安心であると、前向きに購入を考える。メーカーだって当然、新車両は安全重視で作っているのだから、それが20万もするようなものなら兎も角、自転車はせいぜい50000円程度のもの。可愛い家族のためなのであれば、くだらない玩具や洋服を買うよりもずっと価値のある買い物ではないか。
もうひとつ、警察は全市町村に義務付けるべきであり、同時に、どうしても3人乗りが必要に家族に対しては、各自治体で購入補助金の導入を促すべきである。事実、自転車事故が頻繁におこる東京23区などでは、今でも年間に可也多額の「全く使われない補助金」枠というのが、ひとつひとつは小さいがかき集めれば、年間で1000万単位の金額は算出できる。こういう制度を確立し、積極的に町の自転車屋さんで広報して、せめて、15000~20000円程度で自転車の買い替えができれば、可也浸透するはずである。申し訳ないが、10000円以内の海外製自転車は、どうせ1年くらいで壊れてしまうのだから、この方が良いのではないか。前橋市はすでに「半額助成」を打ち出している。とても良い傾向だ。
同時に自転車は乗る人間もマナーとモラルも大事である。その手本はオランダのダッチバイクライフをもっと見習うべきだ。ダッチパイクは大変自転車の質が高く、リーズナブルであるが一方でオランダ国民の自転車ライフは良い手本である。特に感心するのは、停車中にはサドルから降りている。オランダで自転車の信号待ちをしている光景を見た人は驚くと思う。また、自転車も色々な種類があり、前面に子供を3人乗せられるタイプもある。こんな自転車が街中を堂々と走っている(日本では静岡の大仁サイクルスポーツセンターにでも行かないとお目にかかれないような自転車)ほど、人も都市もきちんと理解と整備がされているのである。
良い機会なので、まず身近な交通ルールをひとりひとりが考えるべきなのではないか?
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民主党代表選、早さで自民と差別化?
http://vanyatan.exblog.jp/11086530/
2009-05-17T18:34:00+09:00
2009-05-17T18:35:36+09:00
2009-05-17T18:34:15+09:00
vanyatan
政治
今回評価したいのはもう一点、小沢氏の11日の辞任を受けたその週のうちに次の代表を決めた「スピード」である。勿論、これには、民主党の身内や、政党通には、多くの批判意見があるのは承知の上である。つまり、逆に言えば、小沢氏の辞任は最初から決まっていたが、問題はそれがいつ公表されるかで、それに対して、首脳部、中でも一番近い鳩山氏がそのキャスティングボードを握っていたと同時に小沢氏の胸中をすべて承知の上だったというハンデキャップは、他の代表候補より、何歩も先んじていたのは事実。しかし、同時に、前幹事長としての、「責任の取り方」のひとつとして、この党体制や党の力を依存して、来るべき衆議院選に備えるというのは、大きな「責任の取り方」であり、それは、「城を枕に討ち死に」が美徳だとされた日本人的ではないかもしれないが、それこそが21世紀もまかり通っている政治体質と有権者の貧困な世論にこそ問題がある。考えてみれば、前回の自民総裁選はどうだったか。党内の代表を決めるだけのことに、全国を行脚し、下手なドサ回り劇団の足元にも及ばない顔見世興行をやってのけて、それで国民の理解を得たといっている。一方で、持論のないマスコミは国民の意見と称して、三流のキャスター崩れまでが、全ての国の政策に対し、「国民は納得しない」の一辺倒。つまりは、国民大安売り時代なのである。
しかし、今回の民主党代表選は、その殻をひとつ打ち破ったと思う。個人的には、小沢辞任を最初に公言した 前原氏に出て欲しかったし、本人が駄目なら枝野氏でも、また、野田氏は前回の代表選で勇気がなくミソをつけたのなら、こちらも代わりに(というか、党派を超えてバランス感覚があり野田氏にも近い)原口氏辺りが出て欲しかったしという部分はあるが、その辺りは岡田氏が全部背負ったのかもしれないとしても、前回衆院選の「大敗の将」に43%の得票率というのは、まだまだ民主党にも本気で政権与党になる覚悟のない輩が多いという印象もある。この点は残念だ。
17日、大方の予想通り、鳩山代表は岡田幹事長起用を発表。自民党側には「岡田さんより鳩山さんの方が戦いやすい」というが、そうだろうか? 選挙に負けない小沢氏の力は依然残っている訳だし、今回の「スピーディー」な一本化は自民には到底できない芸当。これこそが自民党との差別化で、もつとこういう点を強調していくと国民には分かり易いのである。国民を出汁にするのでなく、国民には分かり易さが一番である。これからの民主党はこのスピードをウリにしたら勝機は幾らでもある。
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ファクス電話機の買い替え
http://vanyatan.exblog.jp/11030025/
2009-05-10T19:32:00+09:00
2009-05-17T18:36:46+09:00
2009-05-10T19:31:59+09:00
vanyatan
生活
その次に長かったファクシミリを先日買い換えた。というか、「いえデン」なんて最近は殆ど使うことがなく、架かってくるのはセールスの電話ばかり。なまじ古い商品だからナンバーディスプレイサービスを付加してもアダプター表示させていて、電話機で拒否はしてくれないから、非通知も掛かってきて(でも出ないけれど)最近はうるさかった。しかし、仕事柄、自宅でファクシミリを受け取ることも多いし、メールだけでは事足りないことが多い。数年前から留守番電話機能が壊れていたが、殆ど不自由なことはなかった。
しかもパナソニックのKX-PW5CLという、知る人ぞ知るファクシミリ電話機の名機でもあるから(子機の造りなんて現在の機器とは比較できないくきらい頑丈)正直、買い替えの必要性は感じなかった。それに以前もこのブログでも書いたが「感熱紙」であること。これは重要だ。普通紙ファクシミリなんて正直なところ必要ないのも事実。コストも高いし、なんといってもリボンの装着はかなり進化したとはいえとても面倒。考えてみれば、ウチはプリンターが電話機能が装着していない複合機だから、パソコンにファクシミリを連動させれば事は足りるのだが、一方で四六時中在宅している訳ではないから(寧ろ殆ど居ないわけで・・・)、パソコンのファックス機能はナンセンスである。なかなか世の中はうまく行かないものである。結果、留守電機能が壊れているという理由だけだったが、家内の強い要望もあり買い換えた。
自宅に持って帰ってきて更に驚き。大変コンパクトである。今までは電話台一杯に置いてあったが、今はメモ用紙に卓上カレンダーに、一輪挿しも一緒に置いている。また、家族には「名前呼び出し機能」が大うけ。勿論、NTTのナンバーディスプレイを契約していないと使えない機能だが、いかにも機械っぽいイントネーション(ロボットなんかの音声と同じ??)の評判が良い。まぁ家族が満足しているのだから良しとするのがいいのだろう。
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イチロー、カウントアップ
http://vanyatan.exblog.jp/8741085/
2008-07-31T09:32:00+09:00
2008-08-02T08:32:40+09:00
2008-07-31T09:33:23+09:00
vanyatan
スポーツ
イチローが、日米通算3000本安打を達成した。いつも思うことだが、これは公式記録であるから、オープン戦とかワールドシリーズ等の数は含んでいない。数のことをとやかくいうのではなく、イチローで最も印象的なヒットは、昨年の大リーグオールスターでのランニングホームランである。何故あのヒットかというと、最もイチローと言う人を象徴している。あの球を打ったという判断力、次にあの場所に飛んで球がとんでもない方向に弾かれたという運の強さ。そして、ラン
ニングの速さであり、守備はイチローがあまりにも早くセカンドベースを回っていたのでさらに焦ってもたついたという。まさにイチローが持ち合わせた3つの大きな要素があのオールスター初のランニングホームランに繋がった。
つまりは、何が言いたいのかというとイチローのファンとして、3000本の内、どの安打が一番印象に残っているかと言われと、これという1本がないからである。これはファンとして残念である。
ところでかの本人は試合後のインタビューでも淡々と為ていた。しかし印象的なコメントが二つあった。ひとつは一打席一打席を大切に、集中すること。つまりは積み重ねというより、この1打席に全力を尽くす。その繰り返しをしていれば結果はおのずとついてくるし、逆に今、直面している問題に全力でぶつかる事がないと、次にの打席には全く展望が開けない。なにも進歩がなくただ打席に立っているのと一緒にだという。なるほど、今までのイチローのコメントとは毛色が違
いちょっと驚いたが、説得力のある言葉である。
もうひとつは「皆さんはカウントダウンと言われてましたが、僕にはカウントアップですから…」というイチロー節。いつも思うがイチロー節はまさに的を射ている。世間は3000本迄あと何本であったが、彼には如何に良い場面で打ててチームの勝利に貢献出来るかである。そしてこの、カウントアップと言う精神はスポーツだけでなく、すべての事柄に対しても、ちょっとした発想の転換に持っていると良いスキルである。
日本の様に、その場で花束を持っていったりしないのも、ゲーム中はゲームに徹しているというアメリカの合理的な部分はとても良い。日本も見習ってほしいし、敵地のファンからの祝福が凄かったことは、イチローがシアトルだけでなく、全米のベースボールファンに注目されていることを示すものでもある。
イチロー選手には心から祝福したい。
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北京五輪の24人
http://vanyatan.exblog.jp/8652418/
2008-07-18T23:11:00+09:00
2008-08-02T08:32:11+09:00
2008-07-18T23:12:01+09:00
vanyatan
スポーツ
北京五輪の野球最終メンバー24人が発表され、大方の予想通り、やはり、巨人上原が選ばれ、ヤクルト宮本が主将に選出された。この2人に関しては成績如何に関わらず、絶対に外されないという自信があったが、それは星野という監督の性格がそうだからである。ある意味で稲葉もその一人だから、最終的には3人。この3人は絶対に外さない。かの終身名誉監督、長嶋さんの後を継いだだけでも大変な気苦労を背負いこんだのに、彼は、日本の野球をベースボール世界一に迄押し上げた。その最高の功績者がこの二人である事は、今更いうまでも無い。
思えば、彼ほど現役時代、ファンを裏切らなかった男はいない。燃える闘魂という形容は、スポーツ選手なら誰でも持ち合わせているものだ。しかし、何時しかこの形容詞は、星野仙一の代名詞になっていた。何故か? それは、単にON全盛期に常に真っ向勝負で立ち向かったという事だけではない。彼は、ファンも裏切らないが、自分で自分を裏切らない。自分に嘘をつかない男であった。そしていつも自分を信じていた。スポーツは勝ち負けの世界だが、彼は自分を信じ、自分に嘘をつかないから、例え負けても、悔いはない。(もっとも、巨人ファンとしては星野が勝った方が多いと記憶しているが…)
勝っても負けても実にすがすがしい男で、こちらも負けた悔しさより、星野じゃあ仕方ないなぁ、と思ったほどだ。あの時代、江夏や平松にはそう思わなかったから、やはり星野は特別な存在だ。
その星野が監督として、信じられ男として選んだのがこの3人である。勿論、他にもそういう選手はいるが特に上原に関しては、上原への信頼もさることながら最終的には上原を選ぶという自分を信じたに違いない。
上原が北京で期待に応えられるか、それとも一度も登板しないのかは、ゲームになってみなければわからない。だが、逆にいえば、上原が出てくるような局面にならなければ、日本の金メダルは無い。なぜなら、新井、村田という大砲がいるものの、松中、小笠原を欠いている以上、確実性の高い大砲はいない。結局は、1点を争う投手戦である。つまりは投手力がものをいう。世界各国どこをみても、これだけの投手を揃えている国はいなく、それは恐らく、10人に絞ったら大リーグにも勝るとも劣らないであろう。だからこそ、上原の出番は多い。迷ったら上原という構図があり、そしてそれは勝利の、いや金メダルへの「仮定」であり、星野はそれを方程式にするのである。
しかし、余談だが、打線は本当に参加国で最低である。それだけ、イチロー、松井、福留、城島という大リーガーが凄いんだと痛感する。もし、このメンバープラス上記4名に加え、松坂、黒田、岩村が入っていたら、金は間違いない。
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どうなる?家電大型店戦争
http://vanyatan.exblog.jp/7009485/
2007-12-07T13:10:00+09:00
2007-12-07T13:15:20+09:00
2007-12-07T13:10:12+09:00
vanyatan
経済・産業
今年になって池袋、大井町と首都圏、それも東京のターミナル駅への出店を続けている。また、年内、12月14日には、電気の聖地「秋葉原」へも出店をする。電気専門店が牙城を連ね、さらにはヨドバシの巨艦も控えるこの場所への出店は、まさに「討ち入り」である。
そんな中、昨日のメディアのインタビューに回答していた消費者の決めては「安さ」と言っているが、果たして「安さ」だけで勝てるだろうか。
ネットショッピングが市民権を得ている現状、「安さ」だけでは太刀打ちできない。やはり「サービス」なのである。
今都市部は、以前に御三家と言われた「ヨドバシ、さくらや、ビック」が、かつて量販店の中でもカメラ屋からスタートしたことで、「カメラ専門店」と言われていたが、さくらやが脱落。今後は、ヤマダが加わった「YYB戦争」が展開される。そして、以前のカメラ屋戦争は「ポイント合戦」が大きかった。確かに現金還元もあったが限度があり、それをポイントという形で補ってきた。今、このポイント制度というのは、コンビニですらも取り入れている。ポイントの良いところは、お客にも何かとても得をした感じがあるし、一方で店側は、すぐに現金が手に入る。例えば、ポイントを使って1000円のものを購入しようとしたお客に、「現在はポイント20%還元中です」と言えば、1000円現金を出すことにより、200円の次回以降の利益がある。これは、良く考えれば、通常より100円しか得をしないし、それも次回の購入の際であるから、冷静に考えるとそんなに得とは思えないが、優秀な販売員は、例えば時期的に「纏め買い」をするお客には巧み誘導する。50万円の液晶テレビような高額商品を買おうものなら、20%還元だと50000円も違う。50000円違えば、洗濯機なら乾燥機付も買えるし、家電製品が1品増える訳だ。その辺りの「提案」がサービスなのである。ヨドとビックの販売員はこういう点に長けている。何度もいうが、店舗も「現金収入」が一番有り難いのだから当然といえば当然だ。
しかし、一方でこういう懸念もある。「ポイント使い逃げ」である。価格競争になれば、大型店では圧倒的にヤマダは安い。まだ東京に店舗が大泉しかなかった頃も、新宿からはヨドが、池袋からはビックが、マーケティングリサーチの人間を毎日送っていた程だ。一部のお客も、ヤマダの金額をぶつける。ヨド・ビックはポイントで対抗するという図式。だが、ヨドもビックもそれほど相手にしていなかったのは、ヤマダはまだ、大泉という遠い場所に存在していたからだ。
今回の価格競争、プラス、新規オープンの目玉である「ポイント10倍、20倍」を前面に出せば、ヤマダの単価を出汁に、ヨドで値切って、ポイントで「買い逃げ」する輩が増えることもあり得る。つまりは、ヨドやビックのファンというのは「ポイントを貯めている」層が多い。それも、10万、20万ポイントなんていうのは、結構ザラに居る。そういう連中が、現金還元だけでポイントを捨てたら、ヨドとビックは、一気に「ポイント遣い逃げ」され、ヤマダに走る傾向があるといえよう。しかも、ヨド、ビックの高ポイント保持者の確率は大変高い。何度も書くが、ポイントを使われただけでは一銭の売り上げもないのと一緒だ。
また、大事なことは、ヨドとビッグはお客が育てた店であるという言い方ができる。それは創業の頃に多かったお客様主義に徹底した気骨のある販売員がたくさん居て、彼らはお客の動向から自分たちのサービスを確立させていった。例えば、アキバのソフマップが家電を置くらしいが、ビックが親会社でありながら、首をかしげる。アキバという土壌こそ、もっとコアなお客に、ソフマップが育てられるのであり、だから家電なんか置かずに、IT機器だけで、アキバの客と、週本の店舗と勝負して欲しいものだ。そしてこのように今のビックに、昔の方向性はないのは大変心配である。
余談だか、この3すくみを「三國志」に例えた評論家がいたが、ということは、この3社以外の企業が勝者になると言う訳なの。司馬は魏の軍師であったのだから・・・。
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天晴れ! レッド・ソックス
http://vanyatan.exblog.jp/6722886/
2007-10-29T23:32:00+09:00
2007-10-31T00:07:58+09:00
2007-10-30T22:32:14+09:00
vanyatan
スポーツ
最近は、わが栄光の巨人軍より大好きなヤンキースが、残念ながら破れてしまったが、そのライバル球団でもあり、ア・リーグの代表でもあるレッド・ソックスがワールドシリーズを制覇したので大変嬉しい。
だが、レッド・ソックスに関しては、ボストンが本拠地であること、オーティス、ラミネスという最強の3・4番がいること、グリーン・モンスターという、日本で言えば到底できそこないみたいな球場がホームグラウンドであること、それに、今年は松坂と岡島という日本選手が大活躍したことしか知らない。そうそう、ヤンキースの好敵手であるということも。ヤンキースに関しては姉妹ブログで「ヤンキース沈没」について書いたので直接的には触れない。
松坂がレッド・ソックス入りした時、ヤンキースにとって、松坂自体は然程脅威ではないが、ただ、ヤンキースと壮絶な優勝争いを繰り広げるきっかけになるのではないかと思ったが、今シーズンは最終的には僅差だったものの、一年を通してレッド・ソックスに大きく水をあけられてしまったのは事実。このチームが3年振りにまた、世界一になったことで、ヤンキースのストーブリーグは完全に火がついたという言い方は出来るだろう。
そういう意味では打撃はともかくも、投手陣は大きく水を開けられた。投手を中心に大きなトレードが必要であろう。別に安易なトレードなんかしなくても、投手陣を育てればよいのだか、その辺りは日本野球と違い、「球団が育てる所以」なんて考えは毛頭持ち合わせていないのが、アメリカのプロスポーツだ。いや、これは、アメリカだけではなく、欧州のプロサッカーや、アメフトにも見られるように、プロと名がつく以上、その責任は自分にある。そして、ある意味でそれを証明してくれているのが、世界のプロリーグで活躍できる「日本選手」なのである。
レッド・ソックスのふたり、松坂と岡島は特にその点が顕著である。松坂は西武に入団したときからそうだった。自分というのを良く分かっている選手だ。だから日本野球では成績を出しながらも最高の評価を受けていたとはいえない。しかし、筆者は時代が違うかもしれないが、松坂の持ちうるプロ意識というのは、相当なものだと思う。自己管理という面から「太りすぎ」を指摘され、イコールそれがプロ意識に欠けるという言い方もされる。しかし、太っていようが、どうであろうが、チームを優勝させたことに多少なりとも(無論、松坂は多少なんてものではないが・・・)誰もが否定できない素晴らしい功績である。岡島に関してはもう絶句だ。筆者は岡島がMVPでも良いと思っている。巨人に在籍中は「あっちゃ向いてホイ!投法」と馬鹿にしていたが、彼の意識は既に、日本野球の枠にはあの当時から収まりが就かなかったのだと思う。MLB大好き(というかヤンキース大好き)人間だったが、このふたりには大リーグというベースボールの最高峰にある選手が何をしなければならないのかということを教わった気がする。
ボストンというとBostonというロックバンドを思い出す。More than feelin'は名曲だし、ファーストアルバムはロック史上に残る1枚だ。ボストンにもそういうファンがいるかもしれないが、今夜は夜通しこのアルバムを聴いて、好敵手の世界一を祝福したい。
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ライコネン、お見事!
http://vanyatan.exblog.jp/6660990/
2007-10-23T23:07:00+09:00
2007-10-24T11:38:20+09:00
2007-10-23T23:07:33+09:00
vanyatan
スポーツ
夜遅くまで、テレビを観た甲斐があったというものだ。
又、こんなことってあるのだなぁとも、久しぶりに驚いた。
筆者のF1との関わりは何と1976年の富士サーキットでの開催が最初の体験だ。とても古い話だ。
あの頃はジェームスハントが好きだった。親友がロニーピーターソンの大ファンで、アンデレッティと共に、JPSがスポンサードしていたロータスを応援していた。筆者は当然マクラーレン、スポンサードはマルボロでそういえば当時はタバコメーカー花盛りだった。
そんな訳で親友とはグランプリがある度に言い争っていたが、そもそも、F1を知ったのも奴の影響。
その後クルマ好きになったのも奴の影響だ。
好きなドライバーは、今でも変わらないが、ジル・ビルヌーヴ。現役時代をリアルには余り知らないが、ビデオは結構集めた。端正なマスクの写真を大伸ばしでパネル化し、部屋に飾っていたこともあった。ご存知の様に彼はレース中に亡くなったが、ワールドチャンピオンすら取れなかったが、今でも「一番速い」レーサーだと思っている。残念ながらワールドチャンピオンにはなれなかった。1979年、チーム・フェラーリはジョディ・シェクターを優先した。まだ若いジルにはこの後何度もチャンピオンのチャンスがあるとチームフェラーリは考えた。しかし、彼は「速い」ことに拘り続け、1982年にベルギーの予選で散った。ものすごい事故であった。息子のジャックは1998年、父の果たせなかったワールドチャンピオンになった。チームはウィリアムスであった。彼も「速い」。しかし、その「速さ」は父の比では無い。
F1の面白さは、インディやル・マンとは又違う。一番速い奴が勝つとは限らないからだ。
速くて勝ち続けたドライバーは、後にも先にも一人だけ、「音速の貴公子」と言われたアイルトンセナだけである。セナも本当に速かった、ライバル達も又、皆強かった。アラン・プロスト、ネルソン・ピケ、ナイジェル・マンセルである。この時代は、本当に毎回レースが手に汗握る内容で、興奮の坩堝だった。しかし、そのセナもサーキットに散った。
ジャッキー・ステュアート、ニキ・ラウダ、プロストやマンセル、そしてミハイル・シューマッハも速いとは思わない。シューマッハは確かに最多勝利数、最多ポールポジション、最多ベストラップの記録を持っていて、この記録はどれも破ることが不可能なものばかりてあるが、しかし、彼が本当に強かったのはフェラーリ時代。前半のベネトン時代は、成熟期にあったベネトンマシンと運命の出会いであった。そして、フェラーリでは4年間辛酸を舐めた。本当に勝ち続けるようになったのは、2000年代になってからである。その後は「無事是名馬」の様であったから、「速い」という印象は無い。
今年で言えば、ハミルトンやマッサは速いが、ワールドチャンピオン、ライコネンに「速さ」は余り感じない。だからF1は面白いのである。
それにしてもフェラーリは凄い。マシンの安定感は、ビルヌーヴの頃から今でもまだそんなに高くない。今シーズンなんかは誰がどう見たって、どうみたってマクラーレンの方が遥かに上である。
しかし、面白いのは、シューマッハの時も、ラウダが乗った時もフェラーリは好成績を上げて来た。しかし、同時にいつもマシンに不安を抱えていた。つまり、フェラーリは本物のドライバーにしか、本物の走りをさせてくれない、正真正銘の跳ね馬なのである。あのプロストが、マンセルが、フェラーリではチャンピオンになっていない。セナも(ホンダとの終身契約がなくても)フェラーリでは勝てなかったかもしれない。でも、もしかしたら、セナがフェラーリに乗ったら、ジルより速かったかもしれない。
とどのつまりは、キミライコネンは、本物のF1ドライバーという訳だ。
兎に角、素晴らしいパフォーマンスに拍手喝采である。
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安部総理突然の辞意表明
http://vanyatan.exblog.jp/6334772/
2007-09-13T00:44:15+09:00
2007-09-13T00:44:15+09:00
2007-09-13T00:44:15+09:00
vanyatan
政治
改革の名の元に、自民党をのみならず、日本国をもぶっ壊しかけた小泉の後を受けて、「歴史的」ならずとも、先の参議院選では、どう考えても、初めから負けるのが分かっていながら、自民党総裁になり、歴代首相に名を連ねたが、結局、何をなさったのだろうか。
「美しい国へ」という本も出版し、総理になった頃は、支持率も高く夫人もファーストレディーともてはやされたが、最近は見る影もなかった。
内閣人事も後々とやかく言われが、発表登場は派閥の均衡と論功行賞との合間を巧みにすり抜けたと評価した。それ以降の閣僚の不正は結果論であるし、お友達内閣も取ってつけた様なマスコミのひやかしだ。
ただ、彼がはっきりしていたのは、ただひとつ、強いリーダーシップの欠如である。
小泉が何を残した?
郵政民営化だけである。郵政民営化って、これからの国際政治、世界経済の中でそんなに必要か。寧ろ、半官で今までは手がつけられなかった巨大マネーを外資は宝の山と狙ってくるぞ。
先の衆院選も一方的に争点を郵政解散、郵政選挙に作り替え、結果小泉チルドレンという多くの無知議員を世に送りだした。
だが、これを為し得たのは強いリーダーシップである。
参院選では、小沢がこの手法に習った。「分かり易さ」に加え、リーダーシップとして、彼は、自分の政治生命をかけたが、安部は応じられなかった。
選挙の差はそれだけだが、それが「大差」である。
今、国民の多くは年金で騒いでいるが、小泉はなんと言った?
「人生いろいろ」と言われたんだよ。真面目に労働して来た人が、島倉千代子の歌にされたんだぞ。今、考えれば、あの時から社保庁改革をやっていれば、今日のここまで酷い事にはなっていなかったのだ。
もうひとつ、小泉劇場に惑わされのは、氏の決断力にある。これは賞賛する。
元来、日本人は決断力に欠ける民族だ。あちらもこちらも立てるのが好きだ。だが、それは、国政には全く役立たない。
残念なのは、このタイミングの辞任と、その理由である。小沢民主の方向は最初から政局論に入っていた。今国会で首相の公約を打ち破る事で、安部の政治を断つ。そして、国民に真意を問うという筋書きだった。桝添と長妻の年金論争なんて国民へのまやかしである。だが、ここ数日はこの小沢戦法が一部の有能な国民にみすかされていた。逆にチャンスだったのである。
故安部晋太郎も、優秀であったが、決断力は弱かった。だから、首相にはなれなかった。
安部は辞めるから良いが、残されたのは…?
今回は、我々国民であることを忘れてはならない。
自民党をブック壊すんじゃない。この腐りきり、且つ行き場のない政界をぶっ壊さないと、本当にこの国に未来は無い。
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多才なファックシミリ?
http://vanyatan.exblog.jp/6280037/
2007-09-05T12:35:00+09:00
2007-09-05T12:56:03+09:00
2007-09-05T12:35:12+09:00
vanyatan
生活
家庭用ファクシミリをダメにした大きな理由(機能)として、普通紙化とハンディスキャナーがあった。
逆に言えば、この2要素で2000年に家庭用ファクシミリは売れまくった。
普通紙は保存性の低い感熱紙使用に比べ、如何にも利便性が高いように思えたが、一方で印字に必要なインクリボンやインクジェットのランニングコスト、特に前者においては、交換の手間も大変だ。
又、ハンディスキャナーというのも、一見するととても便利なものに感じ、特にコードレスタイプは本体と離れて居て、「メモリ機能だから、本機とどんなに離れていても使える」という特徴もあり、販売員なんかは皆、それをウリにお薦めしていたが、実はこの読み取りとても難しく、慣れないと中々綺麗な再現ができなかった。
2001年に、初めて、売上ベースで前年を下回ったファクシミリは、右へ倣えでなく、各メーカーが独自の道を歩み始めたのである。
例えば、シャープは受信文書の内容が印刷前に見えるという機能を付加した。キャノンはカラーファクシミリに必用に拘った。松下はおたっくすとパナファックスの2系統があったが、コードレス電話機と共に、デジタルに拘り、同時にドアホンとの連動を考えた。国内では後発であったブラザーは、複合機を低価格で提供したが、ネームバリューが今ひとつであった。NECとソニーは一時的に連繋をしたが、結局ソニーは2年で降りてしまった。
しかし、この様な付加価値機能をつけて単価を上げる努力をしたにも関わらず、売り上げどころか、2002年には台数ベースでも前年を下回った。大きな要因はパソコンとの明確な棲み分けが出来なかったことである。Eメールが一般的になりつつあったことでファクシミリの意義が薄れてしまった。また当時、携帯のiモードが爆発的に当たったことから、NTTはLモードというまさに、苦肉の一発を出し、大失敗。この失敗は、ファクシミリ市場そのものへも不信感へと繋がり大打撃となり、各電気店、量販店の売り場でも、電話機・FAX機のスペースは最盛期の10分の1以下になった。
筆者が思うにファクシミリというのは、今や日常生活においてはメインな機器では無い。但し、電子メールがすべての人に行き渡っているかというとそれは違う。又、ビジネスシーンでは、業種にもよるが、ファクシミリの用途はまだまだ電子メールより高い。
ということは、パソコンの補助機器であると同時に、どちらかというと郵便の補助機器であるということだ。
ファクシミリの始まりは電話の補助機器であった。電話という音声だけでは伝わりにくいことを文字や絵、ビジネスシーンの書類として送信して、コミュニケーションを深めるものであり、決して、メインな機器ではないのである。
今、ファクシミリの多機能化が、又、注目されているそうであるが、この補助機器であるかぎり、筆者は以前からの感熱式でコンパクトなファクシミリこそ、ベストな選択だと考えるが・・・。
(画像はパナソニック KX-PW606DL-W デジタルで盗聴防止になる。コンパクトサイズで良いが、残念ながら普通紙。これで感熱紙なら完璧・・・)
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柳沢発言・久間発言
http://vanyatan.exblog.jp/4515590/
2007-02-01T23:40:00+09:00
2007-02-04T11:47:18+09:00
2007-02-04T11:40:12+09:00
vanyatan
政治
な陶芸家で傍から見ても「恐妻家??」。過去にもこういった失言は無い。しかも、当人もその場でも既に謝罪をしているし、その後は連日謝罪・謝罪。逆に今国会がこれで停止してしまうことの方が運営上の大問題。この間にも、国民の税金は無駄に使われているのだぞ。国民はそれを知っているのだろうか?
それよりも、何で、女性議員って徒党を組むの。それが超党派って、全くもって意味が分からない。あの程度のことなら福島一人で十分じゃない。ましてや、辻元って本当に懲りない。暇だ。普段何してるんだろうと思う。あんたも、政治家としてはバツイチ、しかも失言でなく、税金横領だって事を忘れるな。これも、本人だけでなく、国民も忘れてはいけない。しかし、こんな茶番は、それだけで引いてしまうね。
柳沢発言があるまじき事は論外。でも、そんなレベルの低い正否はマスコミとかにやらせておけばいいじゃない。何もお偉い国政を担ったセンセイ達が出てくる必要なんかどこにも無い。今国会は課題だらけなのだ。柳沢発言を取り上げて、女性議員が騒いで、出生率が上がるのなら是非大いにやって欲しいが、万に一つでもそんなことは無い。ましてや某首相小飼まで、私は不良品って、本当にそう思ってるのなら、国立出たかどうか知らないが、アンタの脳細胞が不良品だって…。久々にエキサイトしてしまったが、ひとつ分かったのはこの国の女性議員の殆どは、マスコミと同程度の低い知性と、大志しか持ち合わせていないということ。
しかし、それよりもまずいのは久間発言なんじゃんないか。久間が言う言わないに限らず、アメリカの政策が間違っていたことは事実。だが、日本は、それに賛同して、自衛隊から沢山の赴任を出した。それは、軍隊を持たない我が日本国を代表しての、立派な行動である。そのトップが久間の立場なのである。逆に言えば、久間以外のすべての国民が「アメリカの政策は間違い、日本の自衛隊派兵も間違い」と騒ぎ立てたとしても、自衛隊のボスである彼だけは、「間違ってない」という発言をするべきである。大体、この人は昔から失言が多く、又、カネの出所も複雑で疑惑が多い。この人物こそ、安部内閣を根底から崩す起爆剤になりかねないし、この発言こそ国民は許してはいけない。
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携帯電話春商戦新機種発表
http://vanyatan.exblog.jp/4452300/
2007-01-25T22:45:00+09:00
2007-01-27T22:54:06+09:00
2007-01-27T22:54:06+09:00
vanyatan
生活
auは、11機種中、8機種にワンセグを、ドコモは薄型モデルに徹した。個人的には携帯端末は道具だと思っているから、小さくて、軽くて、繋がりが良く、維持費が安ければ良い。しかし、現在の携帯市場そのものがそういう方向性に向いていない。
ここのところauは、常に他キャリアより一歩先んじている。しかし、よくよく考えると、auは、常に 良し悪しは別として、その考え方に関しては斬新だったと言える。例えば、端末に関しても低年齢層を早くからターゲットとし、デザイン重視を前面に出した。勿論デザインだけでなく、ソニー・エリクソンに見られる様に、機能上位の端末もラインナップしていた。又、いわゆる、1円端末という値頃感も、他社に先んじた。販売店への還元率も高く、黙っていても売れるドコモより、良い場所に展開された店舗も多かった。又、通信サービスもiモードに出遅れたネット接続もイメージ的には負けていたが、第三世代の導入で一気に挽回した。結果、ビジネスシーンで強いドコモに対し、プライベート携帯の色濃く、特に、主婦層や学生に訴求出来た。この結果が、MNPでおとっつぁんはドコモだが、母子は皆auという家庭でのオセロが反転する様に軒並auへの端末変更に繋がったと言えよう。事実、そういう家庭は筆者の知り合いでも沢山あった。
今回も流行りのワンセグを採用。同分野では若干遅れ気味だったソフトバンクを一気に抜き去り、引き離す公算であろう。契約者数からして立場上迎え打つ側のドコモは相変わらずビジネスシーン頼り。確かに筆者的にはワンセグなんて必要ないが、同時にモバイルスイカも不要なのは事実。つまり、movaからFOMAになってから通信面も含めて何の恩恵にも授かっていない。
ここで確認しておきたいのが、携帯電話の市場が伸びて本当に恩恵を受けたのは誰なのか。 それはユーザーでなく、この携帯開発・販売の商社を中心としたサークルの中に入っていたものだけである。そしてそのサークルに関与している人たちが、自動車を生産するに近いほど、色々な方面に恩恵を及ぼしていたのである。だから携帯市場は伸びたが、その代償はすべてユーザーが負担しているのである。今や高校生は携帯電話のためにバイトをしている確立が60%を越える。しかも彼等は会話ならまだしも、メールという方法で勘違いなコミュニケーションを交わしている。しかも、携帯の機能は既にそういう世代に何を訴求できるかというコンセプトで造られている。
自宅でワンセグを観るという筆者の世代には至って奇妙な現象が4月以降は増えるという訳だ。
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百貨店売上、10年連続のダウン
http://vanyatan.exblog.jp/4447902/
2007-01-23T11:31:00+09:00
2007-01-27T11:42:04+09:00
2007-01-27T11:31:47+09:00
vanyatan
経済・産業
日本百貨店協会がまとめた2006年の全国百貨店売上高は前年比0.7%減(既存店比較)の7兆7700億円と、10年連続で前年の水準を割り込んだ。
大きな要素としては、衣料品の低迷。夏物はクールビズ効果で順調に推移したものの、暖冬による冬物が思うようにのびなかった。頼りにしていたボーナス商戦も不透明な景気の行く末に貯蓄組や、エンジョイ重視の旅行組に持っていかれ完敗だった。
売上高を商品別にみると、主力の衣料品が前年比1.2%減で、特に婦人服は0.6%減はと4年連続で前年を下回っている。一方で、物産展や季節商材が好調だった食料品は0.2%増と5年ぶり前年を上回った。それ以外には雑貨(0.2%増)やバッグなどの身の回り品(1.1%増)は2年連続でプラスであるが、これに関しては高額品が数字を引っ張った。消費の二極分化がここでもはっはりしたという見方が出来るかもしれない。
百貨店という言葉自体もかなりピンと来ないのが、現状ではないか。特に、最近は郊外に大規 模なショッピングモールが建設され、こういう場所には週末に自家用車に家族連れで、わざわざ都会から高速代迄使って来る人達もある。色々な専門店やレストランにシネコンまであるから、どちらかというと、こっちの方が百貨店の様だ。又一方で「駅中」が流行りである。品川駅の成功に、山手線でも大崎駅、さらには上野駅というところが続く。入場券まで買って入る例がある程の人気である。百貨店がどんなに駅前や駅の近くにあったとしても、駅から出ないのだから勝負のしようも無いという物だ。
しかし、百貨店とはよく言ったもので、扱いの無い商品が多すぎる。たとえば、電気製品だ。パソコンしかり、テレビしかり、冷蔵庫・洗濯機しかりである。こういう商品は以前は百貨店でも買えた。しかし、アキバの電気街に加え、専門の量販店が駅周辺にも、又、郊外にも台頭してきた為に、その利便性と価格面から客足の流れが変わった。簡単にいえば、「電気とITの百貨店」がこういうカメラ・電気系量販店なのである。この傾向は、実はすべての「商材」で現れていることで、例えば、ドラッグストアーは売薬や化粧品の「百貨店」であり、ホームセンターは生活空間の「百貨店」、つまりはデパートなんかよりずっと単品の品揃えが多い。それを言うなら最近では「100円ショップ」も立派な百貨店であり、前述したようにそういう「専門百貨店」の集合体である「ショッピングモール」に買い物の魅力を感じるのは庶民の当然の心理なのであろう。
では所謂百貨店は何処へ行くのか? それが分れば苦労はないが、答えはふたつ。デパート発祥の形態に帰るか、買い物以外の色を出すかと゜ちらかである。前者、つまりデパートとは当初は「スーパー」と同じ安売り店であった。個店よりも品揃えを充実させ、しかも安価で売ったのがデパートの始まりである。時と共に、にデパートは勝手に「高級化」した。そして後者。専門量販百貨店がまだ出来ないのは「文化・芸術」である。何も、地下3階から15階まで全部美術館にしろと言っているのではない。デパートに行くと、日頃の喧騒の中では味わえない文化的空間、芸術、それだけでなく、癒しとか健康とか、そんな人間の深層に潜む憧憬を満たしてくれる空間であれば、人はその対価を払うのではないか。
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2006年ビール系飲料出荷量。アサヒが逃げ切る・・・
http://vanyatan.exblog.jp/4447690/
2007-01-19T10:37:00+09:00
2007-01-27T11:37:42+09:00
2007-01-27T10:42:49+09:00
vanyatan
経済・産業
あり、銘柄別でいうと、ビールはスーパードライの圧勝ということと、キリンは、ビール、発泡酒、その他雑酒それぞれの部門でくまなく消費量を稼いでいること。筆者は「とりあえずビール」派であるが、エビスビールとか、ベルギービール、後は例えば中華で青島ビール、タイ料理でシンハービールというくらいの指名はあるが、後は余り気にしないから、当然の事ながら、ビールの銘柄と生産会社は一致するものの、発泡酒、その他雑酒に関してはどの銘柄がどのメーカーから販売されているのかまでは分からない。
以前に、日本人一人当たりのビールの消費量は世界に比べて少ないというデータを見たことがあるが、自分も含め、夏期のビアガーデンの活況ぶりや、四季を通してのその消費量っぷりから、この倍以上も呑む輩というのは、一体何者であろうかと、その現実を疑う。そういえばスーパ ードライが発売された当初は「コクがあるのきキレがある」というコピーで、如何にも同業他社の「コク」が売物の商品はキレが悪く、又、キレだけじゃビールじゃなくて炭酸水みたいだぞっという主張に半ば可笑しさを感じたと共に、当時プロゴルファーの御三家だった、尾崎、青木、中島というところをTVCMに登場させ、消費者のみならず、バブル前夜でゴルフに興味をもちだした、小売酒販店の店主をターゲットにした試みにはそのマーケティングリサーチの深さに感服したものだ。一方で爆発的な大ヒットに食の蘊蓄漫画や美食家センセイ方には「このものはビールにあらず」とばかりに叩かれた。それでもいつしかアサヒのフラッグシップ銘柄になり、且つ、とにかくひたすら「鮮度」を強調し続けた結果、ビール販売のトップに踊り出て、今日のアサヒがある。
今年はそのスーパードライ発売20年であり、早くも記念ボトルの発売など戦略にも余念が無い。キリンのラインナップ戦略とのビール商戦一騎討ちは、スーパードライのメモリアルイヤーだけに見物である。
※データはいずれも日本経済新聞より転載
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軽自動車が台頭
http://vanyatan.exblog.jp/4367792/
2007-01-17T23:23:00+09:00
2007-01-27T11:32:35+09:00
2007-01-17T23:23:35+09:00
vanyatan
経済・産業
かくいう筆者も最近は自動車に関して、以前の趣味から道具派にシフトしている。というより、家族の一員から世帯主となり、扶養家族が増えていくに従い、車種のセレクトも対象がせばまって来る。以前から、クルマとはライフスタイルを反映する最たるものだと考えていたが、今、RV車に乗っているのもそうで、7人乗りが必要になるシテュエーションが結構多かった。どうしても子ども達が小さい時、あるいは学校関係のPTAや、サークル活動のお手伝い、友人関係とのレジャー等、家族以外で3列乗車をする機会は多かった。しかし、長女が高校、次女が中学ともなると、流石に家族揃って週末毎に出掛けるなんていう機会もなくなる。今や、年間せいぜい走っても4000kmに、350万で購入し、税金、駐車場代、ガソリン代、保険代その他諸々のメンテナンス費用を考えると、一体1ヶ月にどのくらいタクシーを利用できるのだろうと考え込んでしまう。最近は家内のショッピングカーと化してしまっているだけである。そう、ショッピングカーであるのなら軽自動車が最適であり、その中でならやはりワゴンRというのは中々良い選択なんだと思ってしまう。
ここ数年はクルマり情報にも疎く、相変わらずカローラなんかが一番売れているのだと思っていたが、なんでカローラみたいな中途半端なクルマが売れているのか不思議だったが、最近の傾向に、この国にはクルマをより実用的に、且つ、道具として使用いるという傾向が強まっているのだと思う。都会に比べると、生活必需品である地方に行くとクルマの数は断然多く、そういうところでは以前からよく軽自動車を発見した。とても実用的に使われていた光景である。軽自動車を見直してみようかと思う。
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