情報時代にVanyatanが勝手に選りすぐった記事を無責任に解説・提言いたします。元は「利用価値のない日々の雑学」から分派致しました。


by vanyatan
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2006年W杯敗退

2006年W杯に於ける日本の敗退が決定した。

少年時代はリトルリーグに所属して、後の早実~ヤクルトの荒木選手の球をかすりもしなかった野球オンリーで育ち、その後は坊主頭が嫌で、剣道、バスケ等で全国大会に出場もあったが、サッカーとは体育の授業以外に全く縁の無かった筆者にとって、この球技の技術的な部分に関してはよく分からない。尤も、筆者の時分は今とフォーメーションに関する考え方が違い、FWとディフェンス(バックとか呼んでいたような・・・)の役割もきっちりしていた。体育授業の拙い経験値の中で、筆者はスイーパーというポジションを任されていたが、このポジションは防御にも攻撃にも参加しなくてはならず、兎に角運動量が多かった。結構スポーツは学校クラスの単位で考えれば足も速く、得意な方だったから、この極端に運動量の多いポジションを任せられた。野球で言えば「エースで4番」なんだと煽てられて(リトルではショートで1番だったが・・・)こf0058462_13473090.jpgのポジションを楽しんでいたと思う。というよりも、本当に沢山走らされた。中学校当時体育祭とは別にマラソン大会(といっても距離は最高10km)があったが、上位は勿論陸上部員だが、肉薄して検討しているのはサッカー部が多かった。高校になって、やはり良く走るクラブとして、ラグビーや硬式テニスもあったが、ここでも、野球やバスケは勿論のこと、これらを抑えて、陸上部に肉薄しているのはサッカー部員だった。スイーパー経験からして、やはりサッカーというのは「兎に角、良く走る」スポーツなんだと、ずっと思っていた。

今回の日本チームの世界戦3試合を見て、正直な感想は「走り負け」であった。初戦の豪は、ラグビーの滅茶苦茶強い国。国内ではラグビーが花形なんだろうが、それでもその元祖であるサッカーには、やはり原点として「走る」ことに長けているツワモノ揃いといっても相違ない。幾ら日本が引いて守っても、「走り」に関しての潜在的な執着の差が大きいことを感じた。結果論を述べて申し訳ないが、サッカーというスポーツに関して世界の「壁」はというのは「走のことの差」だと感じた。勿論、ブラジルに関してはさらに個人の技術が加わる。

一方で明るい兆しもある。例えばブラジル戦の先制点を上げた玉田選手の個人技だ。日本チームの根本的な難しさは、やはり国内組と国外組の「走り」に対する考えの違いだ。ヒデ選手やシュンスケ選手のパスは、確かにヨーロッパクラブチームのFWの「走り」があれば、そこに必ず到達するポジションに出しているし、それが彼らの「日常」なのである。今回、そのMFレベルに「走り」で到達したFWは高原選手をもってしてもいなかった。三都主~玉田のラインだから、彼らの個人技が一時的に世界の冠たるブラジルに通用し、そのネットを揺らしたのだと思う。

「走り」は速いだけでなく、「持久力」であり、それが露見されたのが、豪戦とクロアチアの後半である。そういう意味てせは、大黒選手、巻選手の投入は遅かった。しかし、これも結果論。筆者はロナウジーニョの様な神懸かり個人技を日本選手に求めない。身体能力からいけば、アフリカチームの「走り」は凄いが、それは瞬発能力であり、持久能力は然程高くない。カメルーン旋風が起こった大会もあったが、その後アフリカチームが世界を揺るがすほど上位に来ないのも、筆者は「走り」の違いだと思う。「走る」ことに長けているのはサッカー選手として当然で、そこがベースにあって次に何をどうするのかが求めら、その差が出てくるのがサッカーというスポーツだと勝手に結論にしている。日本チーム、嫌。それは代表レベルに限らず、少年サッカーの内から、もっともっと走ることに徹して欲しいと願うのであるが。

日本は決勝リーグには出られなかったが、まだW杯は続く。開催国という地の利からドイツの強さが印象的だ。勿論ブラジルは他国と格がひとつ違う。ドイツは次のアルゼンチン戦に勝てばその勢いで頂点まで上りつめてしまうかもしれない。筆者の無責任なベスト8予想は、既に決まっている2国以外は、イタリア、スイス、イングランド、オランダ、ブラジル、スペインである。フランスを落としている以外は順当な考えかもしれないし、オランダ・ポルトガルの因縁対決もどちらとも予想がつかない。そしてベスト4は、ドイツ、イタリア、オランダ、ブラジルである。イングランドは下馬評以上の強さを感じないが、この王国の底力は不気味であるし、グループリーグはスウェーデン戦への備えもあり6~7割の力出しだったのかもしれない。記録的にはオウンゴールだったが、パラグアイ戦のベッカムのフリーキックのレベル(誰かに当っても、又当らなくてもゴールが決まってしまうコースとボールの回転を実現できる非人間的なレベル)だけで、オランダをまさに一蹴してしまうかもしれないが、やはりオーウェンは痛い。そして、決勝はドイツとブラジルという2大会連続の同カードで、ドイツが優勝するという現時点での予想なのであるが・・・。

勝手なことを言ったから、大会が終わったら総括しなくては。
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by vanyatan | 2006-06-25 13:48 | スポーツ