情報時代にVanyatanが勝手に選りすぐった記事を無責任に解説・提言いたします。元は「利用価値のない日々の雑学」から分派致しました。


by vanyatan
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カテゴリ:エンターティメント( 4 )

X-boxは何処へ行く??

コンシューマゲーム機器のひとつであるX-box360が、11月発売以来始めての高売り上げを出した。理由はふたつあり、廉価版コアシステムの発売と、同時にソニーのPS3、任天堂のWiiという二大メーカーの強力新機器との相乗効果である。しかしながら、世界で700万台売れてf0058462_9143591.jpgいる割には、このゲーム大国で20万台そこそこしか浸透していないこのX-boxが悪業績の理由は単にソフトが悪い。良いソフトの開発が待たれるのである。簡単に言えば他のゲーム機器と同じ物を作っていてはこれ以上の発展はない。

セガが以前にハード機器を作っていた時も、例えばソニック(今360にも供給されているが・・・)だったり、サクラ大戦の様な、独自のソフトがコアなゲーマーを牽引した。ファミコン、スーファミでゲーム界の頂点に立った任天堂も最初は自社開発のソフトでその土台を作ったことだ。セガとの違いは、その自社人気ソフトの種類が多かったことと、プレステ登場後も同じ土壌で戦わなかった事である。任天堂は常に、低年齢を対象にしていた。だから、人気ソフトを根こそぎプレステに持って行かれた後も、ニンテンドー64等のコンシューマ機器を出した頃は、人気キャラのマリオやヨッシーを惜し気なく投入し、苦しい時代を乗り越えつつ、一方で、携帯ゲーム機の市場が成熟するのをひたすら待ち続けた。そして、ついに、ポケモンの登場が今日の任天堂を揺るぎないものにした。これから暫くは、そのポケモン世代が成人する。画像の美しさだけでなく、キャラの楽しさで育ったこの世代にプレステ3が訴求できる物は少ない。

さて、X-box360である。この機器の可能性はどうなのか? まず、この機器でしか出来ないソフトの投入である。マイクロソフトは昨今ではマックのCMでもからかわれる様に、そもそもエンタメ性が低い。かといってWindowsとの連携などもっての他だ。筆者はこの際、マイクロソフトの持つビッグマネーでアメコミヒーローの著作権を片っ端から買いあさったらどうかと思う。そしてそれぞれでそんなにコストの掛らない、アクションやパズル系を製作、イザとなったらニンテンドーオールスターをパクって、アメコミヒーロー全員参加の対決合戦をやってしまえば良いと思う。更に余力があるのなら、マリオシリーズの様に、テニスあり、カートあり、ゴルフあり、そうそうここでX-box昔の話題作、ウォータースライダーを引っ張りだしたらどうだろう。少なくとも今よりも話題性に事欠かないゲームになるんじゃないだろうか?スパイダーマンとバットガールのタッグが、バットマン・バイオニックジェニー組と戦うなんて、鉄拳より面白いかも…?
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by vanyatan | 2006-12-18 09:16 | エンターティメント
改めて発表されるもなく、現在のゲーム市場を鑑みれば当然と言えば当然だが、ドラゴンクエストの最新作ⅨのプラットフォームがニンテンドーDSに決定した。元来、ドラクエはプラットフォームの選択は慎重だった。以前はライバル社の人気ロープレ、ファイナルファンタジーが、ゲーf0058462_22364549.jpgムシステムや画像、それにプレス発表等も斬新でセンセーショナルだったのに比べ、こちらは保守的というか、王道というか。スクエニというひとつの会社になっても、相変わらずその路線は変わらないようだ。

現在のゲーム市場を考えればこれは当然の選択。同時にPS3導入への魅力も薄れたが、その辺りはさすがはスクエニで、FFの最新作13はPS3を予定しているが、この辺りのFFの伝統も守りつつある。当然のこと、FFは圧倒的な映像の威力でゲーマーに戦慄を与えるに違いない。

新作をいきなり携帯ゲーム機というのも今回が初めてで過去の移植とも違う。筆者ですら始めは、「Ⅸ」と「Ⅳ」を見間違えて、シリーズの中でも評価の高かった同タイトルの単なる移植だと思ったくらいだ。ある意味で、ドラクエとFFは、ソフトの人気もあって、逆にゲーム機の売上を伸ばしてきた貢献度の高い作品である。今までは「方向性が違う」という片付け方をされてきた、PSPとの販売合戦も、ドラクエの参入はDS優位に大きく貢献するであろう。

そうは言っても、「ポケモン」の人気もあって、相変わらずDSは品薄らしい。携帯ゲーム機は過去を振り返っても特に、年末やボーナスの商戦期にこのパターンが多く、特にゲームボーイ以降、任天堂にはそういう印象がつきまとう。ドラクエ発売本数にあったハードの生産も、通信ゲームが市民権を得つつある今日、今後のゲーム界を占う鍵になるであろう。
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by vanyatan | 2006-12-12 22:37 | エンターティメント

大河ドラマ評

毎年NHKの大河ドラマに関しては他のドラマとは違い、特別の感慨をもって視聴している。今年も早1クールが過ぎたので、例年よりは少し遅いが、幾つかコメントしたい。

まず、テンポが不安定である。今回は、大河でも視聴率の過去の実績でも高い視聴率の取れる織豊時代。しかしながら、桶狭間から朝倉攻めまでを2ヵ月間は超ハイペース。その後、小谷城落城に1ヶ月かけるというペースは何とも、視聴者側の年次感覚を大きく狂わす。尤も、大河は、歴史好き視聴者が殆どだから、その辺りは考慮してくれるかもしれないが、新しい層を取り込むには、可也難のある設定だ。

f0058462_17224590.jpg原作から路線的には「おんな太閤記」なんだろうが、キャスティングをみると「利家とまつ」に近い。しかしその割りには、山内家の内情や夫婦関係の扱いが少なく、明確な制作ポリシーが伝わって来ない。つまり、原作に拠るところが大き過ぎて、それを大河という俎上できっちり仕上げきっていないのが例年に比べて面白みに欠けている部分なのである。シバリョウの作品は単に、人物や歴史的背景を追うだけでなく、その人物や人間関係において、現代(作品著述当時)の視野から氏の歴史観提言をしている。つまりは、山内一豊という人物がメーンなのでなく、このくらいの地位の武将から考えた当時の「体制観」なのであり、しかし、それをある意味で代行するためのストーリーテラーとして千代がある。その辺りの原作のレトリックを把握していないとこの物語はただの時代説明に終わってしまう。番組を見ると一豊がこの時代の重要局面にすべて関与していると錯覚してしまい、現実的に(というか、地理的にが正しい)そんなことは無理であり、しかし、一方で当時の一豊クラスの武将の「功名感」というのは、常に、どんな戦場にでも、何時でも赴くという心意気であることを小説では察しえるものの、やはり映像は、一番大事な部分を表現しきれない。これは脚本の力不足である。

もうひとつはいつも言うが時代考証。衣装考証の方は小泉清子さんが担当し、彼女の感覚は「利家とまつ」の時もそうだったが本当に斬新で、特に今回は千代の小袖が素敵。今後も楽しみである。これぞ大河である。しかし、歴史解釈に関しては、帰蝶の扱いがやはり気になり、原作執筆時以降の新解釈だが、姉妹ブログで書いた様に、ここは、脚本家の本領を発揮して欲しい。というか、小和田氏がついているのだから残念な気がする。大石の力量ではこの辺りの整合性をつけるのに、荷が重い?「功名が辻」を題材にするのなら完全に脚本家を間違えた。

一方で仲間由紀恵は、そもそもが代役であったが、良く頑張っていると思う。「ごくせん」の下手な演技しか知らなかったからどうなるかと思ったが、この役は上手い下手でなく、填まっている。ちょうど「利家とまつ」の松島奈々子のように、彼女もこの作品で全国区の女優として好感度アップは間違いないだろう。

しかし、大河おなじみのメンバーのそろい踏みで、正直、西田、香川、柄本、武田と出ているとだれが今回の秀吉役なんだか分からなくなる。これもまた、大河の特徴なのであるが・・・。
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by vanyatan | 2006-04-03 17:23 | エンターティメント
日本映画製作者連盟(映連)が、1月31日に、2005年の映画興行収入を発表したが、ブログの世界でのレビュー等活況をよそに、前年より6%減の1981億6000万円だった。


まずは、2005年興行収入ランキングを発表する。

【邦画】
1. ハウルの動く城  196.0
2. ミュウと波導の勇者ルカリオ 43.0
3. 交渉人 真下正義 42.0
4. NANA 40.3
5. 容疑者 室井慎次 38.3

【洋画】
1. ハリーポッターと炎のゴブレット 115.0
2. スター・ウォーズ EP3 シスの復讐 91.7
3. 宇宙戦争 60.0
4. チャーリーとチョコレート工場 53.5
5. Mr.インクレディブル 52.6

f0058462_22245386.jpg洋画の落ち込みが大きく、11.7%減の1163億円8000万円。一方、邦画は「ハウル~」のビッグヒットもあり、3.4%増の817億8000万円と、全体に占める割合も3.8ポイント上昇し41.3%と全体の4割以上を占めた。

興行収入は2004年まで2年連続で過去最高を更新していた。動員数が伸びていた一方で、最近では映画館の様々な割引サービスが多様化。シネコンの通常割引を筆頭に、レディース・デイ、ファースト・デイ、レイト・ショーの定番のほか、夫婦50割引、シニア割引、高校生友情プライスなど、ユーザーも定価で作品鑑賞をすることが稀になってきた。

f0058462_22251681.jpg邦画は「終戦60年」に因んだ作品でミドル・シルバー層の確保に成功したが、洋画は公開劇場の多様化と、シネコンが全国公開系を中心に放映した結果、作品上映の多様化に歯止めをかけたことが、観客動員の非効率に繋がった。「ハリポタ」は135億円、「エピソード3」は110億円、「宇宙戦争」も80億円をそれぞれ見込んでおり、この3作品だけでも、60億円を当初予定より下回っていた。

邦画の好調は2006年に入っても続いており、洋画も起死回生の切り札である「ナルニア国物語」がまもなく公開される。この「ナルニア~」の成績次第で、今年の興行成績も予測が出来ると思われる。
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by vanyatan | 2006-02-19 22:25 | エンターティメント