情報時代にVanyatanが勝手に選りすぐった記事を無責任に解説・提言いたします。元は「利用価値のない日々の雑学」から分派致しました。


by vanyatan
カレンダー
S M T W T F S
1 2 3 4 5 6
7 8 9 10 11 12 13
14 15 16 17 18 19 20
21 22 23 24 25 26 27
28 29 30 31

自転車3人乗り

明日、7月1日から道路交通法が改正され、注目されている自転車に対する規制が厳しくなる。一方で警視庁の広報はこれを「自転車3人乗り解禁」という表現で、今回の改正は如何にも緩和方向にあるという意図を打ち出している。各地でも講習会を開いているが、先日、私の関係でも開催され、3人乗り自転車講習会をメーカー色を顕わに開催した。事実、「自転車3人乗り解禁」は事実であるが、これには「3人乗り用自転車」という新しい車両が必要になる。また、全市町村が解禁をしているわけではなく、一方で罰金等の罰則規定もない。要するに、自転車という「交通法弱者」への対応は何も新しい考えは進んでいないのが現状だ。

f0058462_14255269.jpgこれに対してのマスコミも意地悪な表現で国民を惑わす。「新しい専用の車両を買わなくてはならない」という言い方。しかし、これはあくまでも国民を惑わす言い方で、新しい車両か必要、イコール、金が係る、そして、その自転車を買えるものだけが新法の恩恵を受けることができる。しかし、違う表現、例えば「新車両に変えることで解禁の対象になる」という表現をすると、そうか、自転車を変えるだけで3人乗りが認められめるのならその方が安心であると、前向きに購入を考える。メーカーだって当然、新車両は安全重視で作っているのだから、それが20万もするようなものなら兎も角、自転車はせいぜい50000円程度のもの。可愛い家族のためなのであれば、くだらない玩具や洋服を買うよりもずっと価値のある買い物ではないか。

もうひとつ、警察は全市町村に義務付けるべきであり、同時に、どうしても3人乗りが必要に家族に対しては、各自治体で購入補助金の導入を促すべきである。事実、自転車事故が頻繁におこる東京23区などでは、今でも年間に可也多額の「全く使われない補助金」枠というのが、ひとつひとつは小さいがかき集めれば、年間で1000万単位の金額は算出できる。こういう制度を確立し、積極的に町の自転車屋さんで広報して、せめて、15000~20000円程度で自転車の買い替えができれば、可也浸透するはずである。申し訳ないが、10000円以内の海外製自転車は、どうせ1年くらいで壊れてしまうのだから、この方が良いのではないか。前橋市はすでに「半額助成」を打ち出している。とても良い傾向だ。

f0058462_14263386.jpg同時に自転車は乗る人間もマナーとモラルも大事である。その手本はオランダのダッチバイクライフをもっと見習うべきだ。ダッチパイクは大変自転車の質が高く、リーズナブルであるが一方でオランダ国民の自転車ライフは良い手本である。特に感心するのは、停車中にはサドルから降りている。オランダで自転車の信号待ちをしている光景を見た人は驚くと思う。また、自転車も色々な種類があり、前面に子供を3人乗せられるタイプもある。こんな自転車が街中を堂々と走っている(日本では静岡の大仁サイクルスポーツセンターにでも行かないとお目にかかれないような自転車)ほど、人も都市もきちんと理解と整備がされているのである。

良い機会なので、まず身近な交通ルールをひとりひとりが考えるべきなのではないか?
[PR]
# by vanyatan | 2009-06-30 14:28 | 生活
5月16日(土)、二大政党の一方として次期政権争奪を目論む民主党は、去る11日の小沢前党首の辞任を受けて、代表選挙を行った。結果は有効投票数220票、内、鳩山氏124票、岡田氏95票と(無効票1)、得票率では57%対43%の14ポイント差で、鳩山氏が勝利した。「接戦」と報じたメディアもあったが、圧勝とまでは行かないかもしれないが、14ポイント差では、安定した勝利という言い方はできる。世論と称して、直前調査という「国民の声」紛いの数字を露呈する浅はかなマスコミも中にはいたが、来るべき選挙戦で政権を取るということに重きを置いて、慎重に票を投じたこの政党に唯一残されている良識には、岡田グループ、前原グループの議員は兎も角も、その他の議員に関しては一応の敬意を表したい。

f0058462_18325497.jpg今回評価したいのはもう一点、小沢氏の11日の辞任を受けたその週のうちに次の代表を決めた「スピード」である。勿論、これには、民主党の身内や、政党通には、多くの批判意見があるのは承知の上である。つまり、逆に言えば、小沢氏の辞任は最初から決まっていたが、問題はそれがいつ公表されるかで、それに対して、首脳部、中でも一番近い鳩山氏がそのキャスティングボードを握っていたと同時に小沢氏の胸中をすべて承知の上だったというハンデキャップは、他の代表候補より、何歩も先んじていたのは事実。しかし、同時に、前幹事長としての、「責任の取り方」のひとつとして、この党体制や党の力を依存して、来るべき衆議院選に備えるというのは、大きな「責任の取り方」であり、それは、「城を枕に討ち死に」が美徳だとされた日本人的ではないかもしれないが、それこそが21世紀もまかり通っている政治体質と有権者の貧困な世論にこそ問題がある。考えてみれば、前回の自民総裁選はどうだったか。党内の代表を決めるだけのことに、全国を行脚し、下手なドサ回り劇団の足元にも及ばない顔見世興行をやってのけて、それで国民の理解を得たといっている。一方で、持論のないマスコミは国民の意見と称して、三流のキャスター崩れまでが、全ての国の政策に対し、「国民は納得しない」の一辺倒。つまりは、国民大安売り時代なのである。

しかし、今回の民主党代表選は、その殻をひとつ打ち破ったと思う。個人的には、小沢辞任を最初に公言したf0058462_18341073.jpg前原氏に出て欲しかったし、本人が駄目なら枝野氏でも、また、野田氏は前回の代表選で勇気がなくミソをつけたのなら、こちらも代わりに(というか、党派を超えてバランス感覚があり野田氏にも近い)原口氏辺りが出て欲しかったしという部分はあるが、その辺りは岡田氏が全部背負ったのかもしれないとしても、前回衆院選の「大敗の将」に43%の得票率というのは、まだまだ民主党にも本気で政権与党になる覚悟のない輩が多いという印象もある。この点は残念だ。

17日、大方の予想通り、鳩山代表は岡田幹事長起用を発表。自民党側には「岡田さんより鳩山さんの方が戦いやすい」というが、そうだろうか? 選挙に負けない小沢氏の力は依然残っている訳だし、今回の「スピーディー」な一本化は自民には到底できない芸当。これこそが自民党との差別化で、もつとこういう点を強調していくと国民には分かり易いのである。国民を出汁にするのでなく、国民には分かり易さが一番である。これからの民主党はこのスピードをウリにしたら勝機は幾らでもある。
[PR]
# by vanyatan | 2009-05-17 18:34 | 政治
電化製品の寿命が何年くらいなのかはそれぞれ使い方にもよると思うが、筆者宅ではなんと結婚以来20年間買い換えていない電化製品が3種類もあった。洗濯機、電子レンジ、エアコンである。エアコンは正確に言うと、同時に何台か購入したが一度引越しをした際に新しい住まいは殆どの部屋に既にエアコンが完備されていたので1台だけ持ってきたのが今現在も健在である。それ以外の主な電化製品の寿命は様々だが、意外に短いのが冷蔵庫で既に結婚してから3代目。つまり平均6.7年という短い寿命である。(但し、このエコ時代に20年前の電化製品などは果たして使用しても良いのだろうかという疑問も一方で生じている)。

f0058462_19311482.jpgその次に長かったファクシミリを先日買い換えた。というか、「いえデン」なんて最近は殆ど使うことがなく、架かってくるのはセールスの電話ばかり。なまじ古い商品だからナンバーディスプレイサービスを付加してもアダプター表示させていて、電話機で拒否はしてくれないから、非通知も掛かってきて(でも出ないけれど)最近はうるさかった。しかし、仕事柄、自宅でファクシミリを受け取ることも多いし、メールだけでは事足りないことが多い。数年前から留守番電話機能が壊れていたが、殆ど不自由なことはなかった。

しかもパナソニックのKX-PW5CLという、知る人ぞ知るファクシミリ電話機の名機でもあるから(子機の造りなんて現在の機器とは比較できないくきらい頑丈)正直、買い替えの必要性は感じなかった。それに以前もこのブログでも書いたが「感熱紙」であること。これは重要だ。普通紙ファクシミリなんて正直なところ必要ないのも事実。コストも高いし、なんといってもリボンの装着はかなり進化したとはいえとても面倒。考えてみれば、ウチはプリンターが電話機能が装着していない複合機だから、パソコンにファクシミリを連動させれば事は足りるのだが、一方で四六時中在宅している訳ではないから(寧ろ殆ど居ないわけで・・・)、パソコンのファックス機能はナンセンスである。なかなか世の中はうまく行かないものである。結果、留守電機能が壊れているという理由だけだったが、家内の強い要望もあり買い換えた。

自宅に持って帰ってきて更に驚き。大変コンパクトである。今までは電話台一杯に置いてあったが、今はメモ用紙に卓上カレンダーに、一輪挿しも一緒に置いている。また、家族には「名前呼び出し機能」が大うけ。勿論、NTTのナンバーディスプレイを契約していないと使えない機能だが、いかにも機械っぽいイントネーション(ロボットなんかの音声と同じ??)の評判が良い。まぁ家族が満足しているのだから良しとするのがいいのだろう。
[PR]
# by vanyatan | 2009-05-10 19:32 | 生活
f0058462_9313155.jpgイチローが、日米通算3000本安打を達成した。いつも思うことだが、これは公式記録であるから、オープン戦とかワールドシリーズ等の数は含んでいない。数のことをとやかくいうのではなく、イチローで最も印象的なヒットは、昨年の大リーグオールスターでのランニングホームランである。何故あのヒットかというと、最もイチローと言う人を象徴している。あの球を打ったという判断力、次にあの場所に飛んで球がとんでもない方向に弾かれたという運の強さ。そして、ラン
ニングの速さであり、守備はイチローがあまりにも早くセカンドベースを回っていたのでさらに焦ってもたついたという。まさにイチローが持ち合わせた3つの大きな要素があのオールスター初のランニングホームランに繋がった。

つまりは、何が言いたいのかというとイチローのファンとして、3000本の内、どの安打が一番印象に残っているかと言われと、これという1本がないからである。これはファンとして残念である。

ところでかの本人は試合後のインタビューでも淡々と為ていた。しかし印象的なコメントが二つあった。ひとつは一打席一打席を大切に、集中すること。つまりは積み重ねというより、この1打席に全力を尽くす。その繰り返しをしていれば結果はおのずとついてくるし、逆に今、直面している問題に全力でぶつかる事がないと、次にの打席には全く展望が開けない。なにも進歩がなくただ打席に立っているのと一緒にだという。なるほど、今までのイチローのコメントとは毛色が違
いちょっと驚いたが、説得力のある言葉である。

もうひとつは「皆さんはカウントダウンと言われてましたが、僕にはカウントアップですから…」というイチロー節。いつも思うがイチロー節はまさに的を射ている。世間は3000本迄あと何本であったが、彼には如何に良い場面で打ててチームの勝利に貢献出来るかである。そしてこの、カウントアップと言う精神はスポーツだけでなく、すべての事柄に対しても、ちょっとした発想の転換に持っていると良いスキルである。

日本の様に、その場で花束を持っていったりしないのも、ゲーム中はゲームに徹しているというアメリカの合理的な部分はとても良い。日本も見習ってほしいし、敵地のファンからの祝福が凄かったことは、イチローがシアトルだけでなく、全米のベースボールファンに注目されていることを示すものでもある。

イチロー選手には心から祝福したい。
[PR]
# by vanyatan | 2008-07-31 09:32 | スポーツ

北京五輪の24人

f0058462_23102862.jpg北京五輪の野球最終メンバー24人が発表され、大方の予想通り、やはり、巨人上原が選ばれ、ヤクルト宮本が主将に選出された。この2人に関しては成績如何に関わらず、絶対に外されないという自信があったが、それは星野という監督の性格がそうだからである。ある意味で稲葉もその一人だから、最終的には3人。この3人は絶対に外さない。かの終身名誉監督、長嶋さんの後を継いだだけでも大変な気苦労を背負いこんだのに、彼は、日本の野球をベースボール世界一に迄押し上げた。その最高の功績者がこの二人である事は、今更いうまでも無い。

思えば、彼ほど現役時代、ファンを裏切らなかった男はいない。燃える闘魂という形容は、スポーツ選手なら誰でも持ち合わせているものだ。しかし、何時しかこの形容詞は、星野仙一の代名詞になっていた。何故か? それは、単にON全盛期に常に真っ向勝負で立ち向かったという事だけではない。彼は、ファンも裏切らないが、自分で自分を裏切らない。自分に嘘をつかない男であった。そしていつも自分を信じていた。スポーツは勝ち負けの世界だが、彼は自分を信じ、自分に嘘をつかないから、例え負けても、悔いはない。(もっとも、巨人ファンとしては星野が勝った方が多いと記憶しているが…)

勝っても負けても実にすがすがしい男で、こちらも負けた悔しさより、星野じゃあ仕方ないなぁ、と思ったほどだ。あの時代、江夏や平松にはそう思わなかったから、やはり星野は特別な存在だ。

その星野が監督として、信じられ男として選んだのがこの3人である。勿論、他にもそういう選手はいるが特に上原に関しては、上原への信頼もさることながら最終的には上原を選ぶという自分を信じたに違いない。

上原が北京で期待に応えられるか、それとも一度も登板しないのかは、ゲームになってみなければわからない。だが、逆にいえば、上原が出てくるような局面にならなければ、日本の金メダルは無い。なぜなら、新井、村田という大砲がいるものの、松中、小笠原を欠いている以上、確実性の高い大砲はいない。結局は、1点を争う投手戦である。つまりは投手力がものをいう。世界各国どこをみても、これだけの投手を揃えている国はいなく、それは恐らく、10人に絞ったら大リーグにも勝るとも劣らないであろう。だからこそ、上原の出番は多い。迷ったら上原という構図があり、そしてそれは勝利の、いや金メダルへの「仮定」であり、星野はそれを方程式にするのである。

しかし、余談だが、打線は本当に参加国で最低である。それだけ、イチロー、松井、福留、城島という大リーガーが凄いんだと痛感する。もし、このメンバープラス上記4名に加え、松坂、黒田、岩村が入っていたら、金は間違いない。
[PR]
# by vanyatan | 2008-07-18 23:11 | スポーツ
家電量販店業界第1位のヤマダが新橋に出店した。

f0058462_1394415.jpg今年になって池袋、大井町と首都圏、それも東京のターミナル駅への出店を続けている。また、年内、12月14日には、電気の聖地「秋葉原」へも出店をする。電気専門店が牙城を連ね、さらにはヨドバシの巨艦も控えるこの場所への出店は、まさに「討ち入り」である。

そんな中、昨日のメディアのインタビューに回答していた消費者の決めては「安さ」と言っているが、果たして「安さ」だけで勝てるだろうか。
ネットショッピングが市民権を得ている現状、「安さ」だけでは太刀打ちできない。やはり「サービス」なのである。
今都市部は、以前に御三家と言われた「ヨドバシ、さくらや、ビック」が、かつて量販店の中でもカメラ屋からスタートしたことで、「カメラ専門店」と言われていたが、さくらやが脱落。今後は、ヤマダが加わった「YYB戦争」が展開される。そして、以前のカメラ屋戦争は「ポイント合戦」が大きかった。確かに現金還元もあったが限度があり、それをポイントという形で補ってきた。今、このポイント制度というのは、コンビニですらも取り入れている。ポイントの良いところは、お客にも何かとても得をした感じがあるし、一方で店側は、すぐに現金が手に入る。例えば、ポイントを使って1000円のものを購入しようとしたお客に、「現在はポイント20%還元中です」と言えば、1000円現金を出すことにより、200円の次回以降の利益がある。これは、良く考えれば、通常より100円しか得をしないし、それも次回の購入の際であるから、冷静に考えるとそんなに得とは思えないが、優秀な販売員は、例えば時期的に「纏め買い」をするお客には巧み誘導する。50万円の液晶テレビような高額商品を買おうものなら、20%還元だと50000円も違う。50000円違えば、洗濯機なら乾燥機付も買えるし、家電製品が1品増える訳だ。その辺りの「提案」がサービスなのである。ヨドとビックの販売員はこういう点に長けている。何度もいうが、店舗も「現金収入」が一番有り難いのだから当然といえば当然だ。

しかし、一方でこういう懸念もある。「ポイント使い逃げ」である。価格競争になれば、大型店では圧倒的にヤマダは安い。まだ東京に店舗が大泉しかなかった頃も、新宿からはヨドが、池袋からはビックが、マーケティングリサーチの人間を毎日送っていた程だ。一部のお客も、ヤマダの金額をぶつける。ヨド・ビックはポイントで対抗するという図式。だが、ヨドもビックもそれほど相手にしていなかったのは、ヤマダはまだ、大泉という遠い場所に存在していたからだ。
今回の価格競争、プラス、新規オープンの目玉である「ポイント10倍、20倍」を前面に出せば、ヤマダの単価を出汁に、ヨドで値切って、ポイントで「買い逃げ」する輩が増えることもあり得る。つまりは、ヨドやビックのファンというのは「ポイントを貯めている」層が多い。それも、10万、20万ポイントなんていうのは、結構ザラに居る。そういう連中が、現金還元だけでポイントを捨てたら、ヨドとビックは、一気に「ポイント遣い逃げ」され、ヤマダに走る傾向があるといえよう。しかも、ヨド、ビックの高ポイント保持者の確率は大変高い。何度も書くが、ポイントを使われただけでは一銭の売り上げもないのと一緒だ。

また、大事なことは、ヨドとビッグはお客が育てた店であるという言い方ができる。それは創業の頃に多かったお客様主義に徹底した気骨のある販売員がたくさん居て、彼らはお客の動向から自分たちのサービスを確立させていった。例えば、アキバのソフマップが家電を置くらしいが、ビックが親会社でありながら、首をかしげる。アキバという土壌こそ、もっとコアなお客に、ソフマップが育てられるのであり、だから家電なんか置かずに、IT機器だけで、アキバの客と、週本の店舗と勝負して欲しいものだ。そしてこのように今のビックに、昔の方向性はないのは大変心配である。

余談だか、この3すくみを「三國志」に例えた評論家がいたが、ということは、この3社以外の企業が勝者になると言う訳なの。司馬は魏の軍師であったのだから・・・。
[PR]
# by vanyatan | 2007-12-07 13:10 | 経済・産業
f0058462_2229563.jpg
最近は、わが栄光の巨人軍より大好きなヤンキースが、残念ながら破れてしまったが、そのライバル球団でもあり、ア・リーグの代表でもあるレッド・ソックスがワールドシリーズを制覇したので大変嬉しい。
だが、レッド・ソックスに関しては、ボストンが本拠地であること、オーティス、ラミネスという最強の3・4番がいること、グリーン・モンスターという、日本で言えば到底できそこないみたいな球場がホームグラウンドであること、それに、今年は松坂と岡島という日本選手が大活躍したことしか知らない。そうそう、ヤンキースの好敵手であるということも。ヤンキースに関しては姉妹ブログで「ヤンキース沈没」について書いたので直接的には触れない。

松坂がレッド・ソックス入りした時、ヤンキースにとって、松坂自体は然程脅威ではないが、ただ、ヤンキースと壮絶な優勝争いを繰り広げるきっかけになるのではないかと思ったが、今シーズンは最終的には僅差だったものの、一年を通してレッド・ソックスに大きく水をあけられてしまったのは事実。このチームが3年振りにまた、世界一になったことで、ヤンキースのストーブリーグは完全に火がついたという言い方は出来るだろう。

そういう意味では打撃はともかくも、投手陣は大きく水を開けられた。投手を中心に大きなトレードが必要であろう。別に安易なトレードなんかしなくても、投手陣を育てればよいのだか、その辺りは日本野球と違い、「球団が育てる所以」なんて考えは毛頭持ち合わせていないのが、アメリカのプロスポーツだ。いや、これは、アメリカだけではなく、欧州のプロサッカーや、アメフトにも見られるように、プロと名がつく以上、その責任は自分にある。そして、ある意味でそれを証明してくれているのが、世界のプロリーグで活躍できる「日本選手」なのである。

レッド・ソックスのふたり、松坂と岡島は特にその点が顕著である。松坂は西武に入団したときからそうだった。自分というのを良く分かっている選手だ。だから日本野球では成績を出しながらも最高の評価を受けていたとはいえない。しかし、筆者は時代が違うかもしれないが、松坂の持ちうるプロ意識というのは、相当なものだと思う。自己管理という面から「太りすぎ」を指摘され、イコールそれがプロ意識に欠けるという言い方もされる。しかし、太っていようが、どうであろうが、チームを優勝させたことに多少なりとも(無論、松坂は多少なんてものではないが・・・)誰もが否定できない素晴らしい功績である。岡島に関してはもう絶句だ。筆者は岡島がMVPでも良いと思っている。巨人に在籍中は「あっちゃ向いてホイ!投法」と馬鹿にしていたが、彼の意識は既に、日本野球の枠にはあの当時から収まりが就かなかったのだと思う。MLB大好き(というかヤンキース大好き)人間だったが、このふたりには大リーグというベースボールの最高峰にある選手が何をしなければならないのかということを教わった気がする。

ボストンというとBostonというロックバンドを思い出す。More than feelin'は名曲だし、ファーストアルバムはロック史上に残る1枚だ。ボストンにもそういうファンがいるかもしれないが、今夜は夜通しこのアルバムを聴いて、好敵手の世界一を祝福したい。
[PR]
# by vanyatan | 2007-10-29 23:32 | スポーツ

ライコネン、お見事!

f0058462_11381138.jpg
夜遅くまで、テレビを観た甲斐があったというものだ。
又、こんなことってあるのだなぁとも、久しぶりに驚いた。

筆者のF1との関わりは何と1976年の富士サーキットでの開催が最初の体験だ。とても古い話だ。

あの頃はジェームスハントが好きだった。親友がロニーピーターソンの大ファンで、アンデレッティと共に、JPSがスポンサードしていたロータスを応援していた。筆者は当然マクラーレン、スポンサードはマルボロでそういえば当時はタバコメーカー花盛りだった。

そんな訳で親友とはグランプリがある度に言い争っていたが、そもそも、F1を知ったのも奴の影響。
その後クルマ好きになったのも奴の影響だ。

好きなドライバーは、今でも変わらないが、ジル・ビルヌーヴ。現役時代をリアルには余り知らないが、ビデオは結構集めた。端正なマスクの写真を大伸ばしでパネル化し、部屋に飾っていたこともあった。ご存知の様に彼はレース中に亡くなったが、ワールドチャンピオンすら取れなかったが、今でも「一番速い」レーサーだと思っている。残念ながらワールドチャンピオンにはなれなかった。1979年、チーム・フェラーリはジョディ・シェクターを優先した。まだ若いジルにはこの後何度もチャンピオンのチャンスがあるとチームフェラーリは考えた。しかし、彼は「速い」ことに拘り続け、1982年にベルギーの予選で散った。ものすごい事故であった。息子のジャックは1998年、父の果たせなかったワールドチャンピオンになった。チームはウィリアムスであった。彼も「速い」。しかし、その「速さ」は父の比では無い。

F1の面白さは、インディやル・マンとは又違う。一番速い奴が勝つとは限らないからだ。
速くて勝ち続けたドライバーは、後にも先にも一人だけ、「音速の貴公子」と言われたアイルトンセナだけである。セナも本当に速かった、ライバル達も又、皆強かった。アラン・プロスト、ネルソン・ピケ、ナイジェル・マンセルである。この時代は、本当に毎回レースが手に汗握る内容で、興奮の坩堝だった。しかし、そのセナもサーキットに散った。

ジャッキー・ステュアート、ニキ・ラウダ、プロストやマンセル、そしてミハイル・シューマッハも速いとは思わない。シューマッハは確かに最多勝利数、最多ポールポジション、最多ベストラップの記録を持っていて、この記録はどれも破ることが不可能なものばかりてあるが、しかし、彼が本当に強かったのはフェラーリ時代。前半のベネトン時代は、成熟期にあったベネトンマシンと運命の出会いであった。そして、フェラーリでは4年間辛酸を舐めた。本当に勝ち続けるようになったのは、2000年代になってからである。その後は「無事是名馬」の様であったから、「速い」という印象は無い。

今年で言えば、ハミルトンやマッサは速いが、ワールドチャンピオン、ライコネンに「速さ」は余り感じない。だからF1は面白いのである。

それにしてもフェラーリは凄い。マシンの安定感は、ビルヌーヴの頃から今でもまだそんなに高くない。今シーズンなんかは誰がどう見たって、どうみたってマクラーレンの方が遥かに上である。

しかし、面白いのは、シューマッハの時も、ラウダが乗った時もフェラーリは好成績を上げて来た。しかし、同時にいつもマシンに不安を抱えていた。つまり、フェラーリは本物のドライバーにしか、本物の走りをさせてくれない、正真正銘の跳ね馬なのである。あのプロストが、マンセルが、フェラーリではチャンピオンになっていない。セナも(ホンダとの終身契約がなくても)フェラーリでは勝てなかったかもしれない。でも、もしかしたら、セナがフェラーリに乗ったら、ジルより速かったかもしれない。

とどのつまりは、キミライコネンは、本物のF1ドライバーという訳だ。

兎に角、素晴らしいパフォーマンスに拍手喝采である。
[PR]
# by vanyatan | 2007-10-23 23:07 | スポーツ

安部総理突然の辞意表明

安部政権とはなんだったのか?

改革の名の元に、自民党をのみならず、日本国をもぶっ壊しかけた小泉の後を受けて、「歴史的」ならずとも、先の参議院選では、どう考えても、初めから負けるのが分かっていながら、自民党総裁になり、歴代首相に名を連ねたが、結局、何をなさったのだろうか。

「美しい国へ」という本も出版し、総理になった頃は、支持率も高く夫人もファーストレディーともてはやされたが、最近は見る影もなかった。

f0058462_0435055.jpg内閣人事も後々とやかく言われが、発表登場は派閥の均衡と論功行賞との合間を巧みにすり抜けたと評価した。それ以降の閣僚の不正は結果論であるし、お友達内閣も取ってつけた様なマスコミのひやかしだ。


ただ、彼がはっきりしていたのは、ただひとつ、強いリーダーシップの欠如である。


小泉が何を残した?
郵政民営化だけである。郵政民営化って、これからの国際政治、世界経済の中でそんなに必要か。寧ろ、半官で今までは手がつけられなかった巨大マネーを外資は宝の山と狙ってくるぞ。

先の衆院選も一方的に争点を郵政解散、郵政選挙に作り替え、結果小泉チルドレンという多くの無知議員を世に送りだした。


だが、これを為し得たのは強いリーダーシップである。


参院選では、小沢がこの手法に習った。「分かり易さ」に加え、リーダーシップとして、彼は、自分の政治生命をかけたが、安部は応じられなかった。
選挙の差はそれだけだが、それが「大差」である。


今、国民の多くは年金で騒いでいるが、小泉はなんと言った?
「人生いろいろ」と言われたんだよ。真面目に労働して来た人が、島倉千代子の歌にされたんだぞ。今、考えれば、あの時から社保庁改革をやっていれば、今日のここまで酷い事にはなっていなかったのだ。


もうひとつ、小泉劇場に惑わされのは、氏の決断力にある。これは賞賛する。
元来、日本人は決断力に欠ける民族だ。あちらもこちらも立てるのが好きだ。だが、それは、国政には全く役立たない。


残念なのは、このタイミングの辞任と、その理由である。小沢民主の方向は最初から政局論に入っていた。今国会で首相の公約を打ち破る事で、安部の政治を断つ。そして、国民に真意を問うという筋書きだった。桝添と長妻の年金論争なんて国民へのまやかしである。だが、ここ数日はこの小沢戦法が一部の有能な国民にみすかされていた。逆にチャンスだったのである。
故安部晋太郎も、優秀であったが、決断力は弱かった。だから、首相にはなれなかった。


安部は辞めるから良いが、残されたのは…?


今回は、我々国民であることを忘れてはならない。
自民党をブック壊すんじゃない。この腐りきり、且つ行き場のない政界をぶっ壊さないと、本当にこの国に未来は無い。
[PR]
# by vanyatan | 2007-09-13 00:44 | 政治

多才なファックシミリ?

ファクシミリが最近、多機能になって来たらしいが、この傾向は数年前からあった。

家庭用ファクシミリをダメにした大きな理由(機能)として、普通紙化とハンディスキャナーがあった。
逆に言えば、この2要素で2000年に家庭用ファクシミリは売れまくった。

普通紙は保存性の低い感熱紙使用に比べ、如何にも利便性が高いように思えたが、一方で印字に必要なインクリボンやインクジェットのランニングコスト、特に前者においては、交換の手間も大変だ。

又、ハンディスキャナーというのも、一見するととても便利なものに感じ、特にコードレスタイプは本体と離れて居て、「メモリ機能だから、本機とどんなに離れていても使える」という特徴もあり、販売員なんかは皆、それをウリにお薦めしていたが、実はこの読み取りとても難しく、慣れないと中々綺麗な再現ができなかった。

2001年に、初めて、売上ベースで前年を下回ったファクシミリは、右へ倣えでなく、各メーカーが独自の道を歩み始めたのである。

例えば、シャープは受信文書の内容が印刷前に見えるという機能を付加した。キャノンはカラーファクシミリに必用に拘った。松下はおたっくすとパナファックスの2系統があったが、コードレス電話機と共に、デジタルに拘り、同時にドアホンとの連動を考えた。国内では後発であったブラザーは、複合機を低価格で提供したが、ネームバリューが今ひとつであった。NECとソニーは一時的に連繋をしたが、結局ソニーは2年で降りてしまった。

しかし、この様な付加価値機能をつけて単価を上げる努力をしたにも関わらず、売り上げどころか、2002年には台数ベースでも前年を下回った。大きな要因はパソコンとの明確な棲み分けが出来なかったことである。Eメールが一般的になりつつあったことでファクシミリの意義が薄れてしまった。また当時、携帯のiモードが爆発的に当たったことから、NTTはLモードというまさに、苦肉の一発を出し、大失敗。この失敗は、ファクシミリ市場そのものへも不信感へと繋がり大打撃となり、各電気店、量販店の売り場でも、電話機・FAX機のスペースは最盛期の10分の1以下になった。

f0058462_12302442.jpg筆者が思うにファクシミリというのは、今や日常生活においてはメインな機器では無い。但し、電子メールがすべての人に行き渡っているかというとそれは違う。又、ビジネスシーンでは、業種にもよるが、ファクシミリの用途はまだまだ電子メールより高い。

ということは、パソコンの補助機器であると同時に、どちらかというと郵便の補助機器であるということだ。

ファクシミリの始まりは電話の補助機器であった。電話という音声だけでは伝わりにくいことを文字や絵、ビジネスシーンの書類として送信して、コミュニケーションを深めるものであり、決して、メインな機器ではないのである。

今、ファクシミリの多機能化が、又、注目されているそうであるが、この補助機器であるかぎり、筆者は以前からの感熱式でコンパクトなファクシミリこそ、ベストな選択だと考えるが・・・。

(画像はパナソニック KX-PW606DL-W デジタルで盗聴防止になる。コンパクトサイズで良いが、残念ながら普通紙。これで感熱紙なら完璧・・・)
[PR]
# by vanyatan | 2007-09-05 12:35 | 生活