情報時代にVanyatanが勝手に選りすぐった記事を無責任に解説・提言いたします。元は「利用価値のない日々の雑学」から分派致しました。


by vanyatan
カレンダー
S M T W T F S
1 2 3 4
5 6 7 8 9 10 11
12 13 14 15 16 17 18
19 20 21 22 23 24 25
26 27 28 29 30 31

北京五輪の24人

f0058462_23102862.jpg北京五輪の野球最終メンバー24人が発表され、大方の予想通り、やはり、巨人上原が選ばれ、ヤクルト宮本が主将に選出された。この2人に関しては成績如何に関わらず、絶対に外されないという自信があったが、それは星野という監督の性格がそうだからである。ある意味で稲葉もその一人だから、最終的には3人。この3人は絶対に外さない。かの終身名誉監督、長嶋さんの後を継いだだけでも大変な気苦労を背負いこんだのに、彼は、日本の野球をベースボール世界一に迄押し上げた。その最高の功績者がこの二人である事は、今更いうまでも無い。

思えば、彼ほど現役時代、ファンを裏切らなかった男はいない。燃える闘魂という形容は、スポーツ選手なら誰でも持ち合わせているものだ。しかし、何時しかこの形容詞は、星野仙一の代名詞になっていた。何故か? それは、単にON全盛期に常に真っ向勝負で立ち向かったという事だけではない。彼は、ファンも裏切らないが、自分で自分を裏切らない。自分に嘘をつかない男であった。そしていつも自分を信じていた。スポーツは勝ち負けの世界だが、彼は自分を信じ、自分に嘘をつかないから、例え負けても、悔いはない。(もっとも、巨人ファンとしては星野が勝った方が多いと記憶しているが…)

勝っても負けても実にすがすがしい男で、こちらも負けた悔しさより、星野じゃあ仕方ないなぁ、と思ったほどだ。あの時代、江夏や平松にはそう思わなかったから、やはり星野は特別な存在だ。

その星野が監督として、信じられ男として選んだのがこの3人である。勿論、他にもそういう選手はいるが特に上原に関しては、上原への信頼もさることながら最終的には上原を選ぶという自分を信じたに違いない。

上原が北京で期待に応えられるか、それとも一度も登板しないのかは、ゲームになってみなければわからない。だが、逆にいえば、上原が出てくるような局面にならなければ、日本の金メダルは無い。なぜなら、新井、村田という大砲がいるものの、松中、小笠原を欠いている以上、確実性の高い大砲はいない。結局は、1点を争う投手戦である。つまりは投手力がものをいう。世界各国どこをみても、これだけの投手を揃えている国はいなく、それは恐らく、10人に絞ったら大リーグにも勝るとも劣らないであろう。だからこそ、上原の出番は多い。迷ったら上原という構図があり、そしてそれは勝利の、いや金メダルへの「仮定」であり、星野はそれを方程式にするのである。

しかし、余談だが、打線は本当に参加国で最低である。それだけ、イチロー、松井、福留、城島という大リーガーが凄いんだと痛感する。もし、このメンバープラス上記4名に加え、松坂、黒田、岩村が入っていたら、金は間違いない。
[PR]
by vanyatan | 2008-07-18 23:11 | スポーツ