情報時代にVanyatanが勝手に選りすぐった記事を無責任に解説・提言いたします。元は「利用価値のない日々の雑学」から分派致しました。


by vanyatan
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携帯電話春商戦新機種発表

各キャリアの春休み商戦向けの携帯端末が発表された。先にドコモとauの発表に遅れること10日後、ソフトパンクも春の新作を発表し、これで3キャリアが出揃ったが、正直なところ、一般的にいうと、ここでも3キャリアの差がはっきりした。

auは、11機種中、8機種にワンセグを、ドコモは薄型モデルに徹した。個人的には携帯端末は道具だと思っているから、小さくて、軽くて、繋がりが良く、維持費が安ければ良い。しかし、現在の携帯市場そのものがそういう方向性に向いていない。
ここのところauは、常に他キャリアより一歩先んじている。しかし、よくよく考えると、auは、常にf0058462_2252547.jpg良し悪しは別として、その考え方に関しては斬新だったと言える。例えば、端末に関しても低年齢層を早くからターゲットとし、デザイン重視を前面に出した。勿論デザインだけでなく、ソニー・エリクソンに見られる様に、機能上位の端末もラインナップしていた。又、いわゆる、1円端末という値頃感も、他社に先んじた。販売店への還元率も高く、黙っていても売れるドコモより、良い場所に展開された店舗も多かった。又、通信サービスもiモードに出遅れたネット接続もイメージ的には負けていたが、第三世代の導入で一気に挽回した。結果、ビジネスシーンで強いドコモに対し、プライベート携帯の色濃く、特に、主婦層や学生に訴求出来た。この結果が、MNPでおとっつぁんはドコモだが、母子は皆auという家庭でのオセロが反転する様に軒並auへの端末変更に繋がったと言えよう。事実、そういう家庭は筆者の知り合いでも沢山あった。

今回も流行りのワンセグを採用。同分野では若干遅れ気味だったソフトバンクを一気に抜き去り、引き離す公算であろう。契約者数からして立場上迎え打つ側のドコモは相変わらずビジネスシーン頼り。確かに筆者的にはワンセグなんて必要ないが、同時にモバイルスイカも不要なのは事実。つまり、movaからFOMAになってから通信面も含めて何の恩恵にも授かっていない。

ここで確認しておきたいのが、携帯電話の市場が伸びて本当に恩恵を受けたのは誰なのか。f0058462_22522876.jpgそれはユーザーでなく、この携帯開発・販売の商社を中心としたサークルの中に入っていたものだけである。そしてそのサークルに関与している人たちが、自動車を生産するに近いほど、色々な方面に恩恵を及ぼしていたのである。だから携帯市場は伸びたが、その代償はすべてユーザーが負担しているのである。今や高校生は携帯電話のためにバイトをしている確立が60%を越える。しかも彼等は会話ならまだしも、メールという方法で勘違いなコミュニケーションを交わしている。しかも、携帯の機能は既にそういう世代に何を訴求できるかというコンセプトで造られている。

自宅でワンセグを観るという筆者の世代には至って奇妙な現象が4月以降は増えるという訳だ。
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by vanyatan | 2007-01-25 22:45 | 生活