情報時代にVanyatanが勝手に選りすぐった記事を無責任に解説・提言いたします。元は「利用価値のない日々の雑学」から分派致しました。


by vanyatan
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2006年ビール系飲料出荷量。アサヒが逃げ切る・・・

2006年のビール系飲料(ビール・発泡酒・第三のビール)の課税ベース出荷量が17日発表され、6年連続でアサヒがキリンの追い上げを鼻差かわして僅差でトップ。実は、驚いた事が二つf0058462_10384547.jpgあり、銘柄別でいうと、ビールはスーパードライの圧勝ということと、キリンは、ビール、発泡酒、その他雑酒それぞれの部門でくまなく消費量を稼いでいること。筆者は「とりあえずビール」派であるが、エビスビールとか、ベルギービール、後は例えば中華で青島ビール、タイ料理でシンハービールというくらいの指名はあるが、後は余り気にしないから、当然の事ながら、ビールの銘柄と生産会社は一致するものの、発泡酒、その他雑酒に関してはどの銘柄がどのメーカーから販売されているのかまでは分からない。

以前に、日本人一人当たりのビールの消費量は世界に比べて少ないというデータを見たことがあるが、自分も含め、夏期のビアガーデンの活況ぶりや、四季を通してのその消費量っぷりから、この倍以上も呑む輩というのは、一体何者であろうかと、その現実を疑う。そういえばスーパf0058462_10394588.jpgードライが発売された当初は「コクがあるのきキレがある」というコピーで、如何にも同業他社の「コク」が売物の商品はキレが悪く、又、キレだけじゃビールじゃなくて炭酸水みたいだぞっという主張に半ば可笑しさを感じたと共に、当時プロゴルファーの御三家だった、尾崎、青木、中島というところをTVCMに登場させ、消費者のみならず、バブル前夜でゴルフに興味をもちだした、小売酒販店の店主をターゲットにした試みにはそのマーケティングリサーチの深さに感服したものだ。一方で爆発的な大ヒットに食の蘊蓄漫画や美食家センセイ方には「このものはビールにあらず」とばかりに叩かれた。それでもいつしかアサヒのフラッグシップ銘柄になり、且つ、とにかくひたすら「鮮度」を強調し続けた結果、ビール販売のトップに踊り出て、今日のアサヒがある。

今年はそのスーパードライ発売20年であり、早くも記念ボトルの発売など戦略にも余念が無い。キリンのラインナップ戦略とのビール商戦一騎討ちは、スーパードライのメモリアルイヤーだけに見物である。


※データはいずれも日本経済新聞より転載
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by vanyatan | 2007-01-19 10:37 | 経済・産業